夢を壊すようなお話をしてしまいますが、何卒ご容赦下さい。
「コーティングをすると、水洗いだけできれいなまま維持できる」なんてお話をよく伺います
が、それは大きな間違いです!
分かりやすい例で、人間の手に例えてみますと、
洗剤や油モノ、あるいは土壌など手を汚すものを触る際に、手をキレイなままにするために
”手袋”や”ハンドクリーム”を使うと思います。
もしこれらによる保護をしなければ、手荒れに繋がりますね。
この”手袋”や”ハンドクリーム”を付ける行為を、車ではコーティングと呼んでいます。
ここで質問です。
「手袋やハンドクリーム自体は汚れませんか?」
「傷は入りませんか?」
答えは当然「汚れますし傷もつきます」。
しかし、そのおかげで手への影響が大幅に軽減している訳です。
ボディコーティングも全く同じで、施工したコーティング自体には汚れも傷も付きますが、
その替りにボディ本来の塗装に対して直接影響を与えることを大幅に軽減してくれます。
では、何のためにコーティングが必要なのか?
それは、
「確実に発生するボディダメージから塗装を守る為」と、
「発生したボディダメージを、高い確率で元の状態に戻す事ができるかどうか」
という目的の為です。
よって、出来る限り新車の状態で間違いのないコーティングを施工する事は大変重要と言えます。